トラスト調剤「なのはな薬局」は、笑顔の絶えない癒しの空間です。白を基調とした明るく清潔な店内には、リラックスできる穏やかな時間が流れており、平均年齢30代前半の若いスタッフたちが、いつもきびきびと動いて、親切、丁寧に患者さまに応対しています。
「なのはな薬局」は平成17年、ちょうど菜の花真っ盛りの季節に、瀬野川病院前に開局いたしました。「快活」という花言葉を持つ菜の花にふさわしい、快適な薬局をめざして、スタッフ一人ひとりが、責任と誇りを持ち、思いやりや人と人とのつながりを大切に働いています。
当局では主に精神科、心療内科、内科の調剤、及び広域処方箋の調剤に対応しています。安心かつ安全にお薬を提供するには、医療の最新情報入手が欠かせませんが、トラスト調剤では、患者さまや医療関係者にご満足いただくために、定期的に勉強会を開いて、新薬や福祉に関する知識を深めています。

「安心と信頼」を第一に、皆さまの健康を願うトラスト調剤では、患者さまのコンプライアンス（服用状況）向上のために、現在さまざまな取り組みをしています。

お薬を調合しお渡しする際に、丁寧なアドバイスを差し上げ、ご相談に応じるのはもちろんのこと、医療機関にも働きかけて、お薬の「一包化」を積極的に進めています。
ノンコンプライアンスの主な原因である、単純な飲み忘れや飲みすぎ、自己判断による服用の中止を避け、規定通りに服用していただくことが、患者さまの健康回復にとっては何よりも重要です。
お薬の飲み間違いを防ぐ「一包化」などにより、ひと手間かけることで患者さまやご家族のお役に立てるのなら、私たちにとってこれ以上の喜びはありません。

私たちトラスト調剤にとって今後の課題は、心身ともに癒されるサービスを展開していくことです。現代の高齢化社会では、在宅医療の在り方がクローズアップされていますが、そんな中で私たちも、お薬の専門家として皆さまのお役に立てる方法をいろいろ模索しています。

まずは、福祉や在宅医療における最新の知識を深め、社内環境を整えながら、実際の在宅医療現場に貢献できるスキルを磨かなくてはなりません。在宅医療に関しては、国も積極的に推進する方向性で動いており、私たちもドクターと連携して訪問医療のお手伝いができるように、今後の活動の場を広げていく予定です。患者さまのご自宅を訪問し、お薬の正しい服用指導を徹底して行うことは、患者さまのコンプライアンスを良好な状態に保つだけでなく、これまで飲み忘れが原因で大量に余り、破棄されてきたお薬の無駄をなくすことにもつながります。

このようにトラスト調剤では、よりよい社会を築くための第一歩として、お薬の提供とアドバイスを通して、私たちにできることを、ひとつずつ確実にこなしていこうと考えています。

在宅支援サービスについて